足ると知る

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自分が今のままで完璧だと思ってしまえば

これをしたい、あれも欲しいという欲も希望もあってこそ

人が人である所以かもしれないが

 いまのままで充分です、と思ってしまうと

肩の力も抜けて、不足感もなく、そこには「満ちた自分」がいる。

 

 たとえば、愛する夫がいて、子供が居て、住むところがあって

それでもう充分だろう、と思える人が

 全然、自分の現状に満足していなかったりする。

 

昔、手相を拝見した女性が、どこから見ても幸せだろうという

先に記した状況であった。

 子育ての一番大事なときに、気が自分のほうに向いていた。

 

子供が子供でいる時期は想像以上に短い。

 

子供を持たない私がいうのは、なんではあるが、

持たない(持てない)からこそ

 子供が小さいうちは、子育てにどっぷり、浸って欲しい。

 

私の場合、母はずっと外で働くのに追われていたし

夫婦仲もよろしくなかったので、精神的には

いつも不安定で、病弱な少年時代だった。

 

 意識的、無意識的に病弱でいることが

両親の注意を引き寄せ、学校でのいじめから自分を守っていたのだと

思う。

 

自分の経験から言わせてもらえば、

母親になったからは、授かった子供という宝を

育てることに浸って欲しい。

 ソレは束縛ではなくて、特権である。

 

いずれ 子供に手がかからなくなったとき

それまでの母親としての経験が、次の可能性の扉を開くきっかけになると思う。

 

今は、同世代の人に比べて、自分がちょっと遅れているとか、

なんとかしたい、とか 思うよりも、母親業に専念して欲しい。

 

また、夫婦だけの家庭なら、この広い世界で、夫婦の縁を結んだので

二人だけの家庭を、楽しんで欲しいと思うのだ。

 

自分にないものを欲しがるより

自分にあるものに満足していると

その豊かな気持ちが、また別の豊かさを引き寄せるのだ。

 

億万長者であっても、資産が減ることにキュウキュウとしている人もあれば

一文無しでも、道端の花を愛でる余裕のある人もいる。

豊かさとは、財産ではなくて

心の満足さである。

 全て自分が持っていると思えば

真に必要なものは、自分の中にあると知るだろう。

 誰でも、そのままで完璧である。

なんの不足もない。

 

 

ren

手相見歴30年以上、同じく天然石愛好家です。

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