余裕って必要だ

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本日、午前零時をもってお借りしているサーバーでsql4のサーバーが停止のため、見よう見まねでデータをエクスポートしたり、インポートしたりしてドキドキしましたが、とりあえず、sql5のサーバーへデータが無事に移行できたようです。で、ブログは見られるようです。良かった良かった。最悪、ブログをまた一から始めるのもしんどいので、ほっとしています。

長く生きていると、つらいときや面白くない場面に遭遇するときがあるわけですが、そんなとき、私はもうずいぶん昔に、つかの間、同じ職場で働いていたMさんを思い出します。

その職場で任用期間が満了した後、Mさんと再会したのは、ハローワークででした。その職場で私は「臨時事務主事」という短期の臨時職で働いており、Mさんは上位職の秘書というお仕事をされていました。その仕事ぶりや落ち着いた物腰に、同年代だった私は、密かに憧れを抱いていました。

ハローワークでお会いしたとき、Mさんが上位職の方々の「私設秘書」の立場で(上位職の方々がお金を出し合って、私設に雇っていた。職場の直接雇用ではなかった)ということを知りました。

私設ゆえに、お給料は私がいただいたいた臨時職のお給料よりは少なく、仕事内容は多岐にわたり、多忙だったことを聞きました。当時、普及し始めていたパソコン技能を習得しないなら辞めてほしい、と言われて、職を辞してハローワークに来ていたのです。私には雇用保険がありましたが、Mさんは私設雇用だったため、雇用保険には入っていなかったようです。

直接お話したのはその時がはじめててでした。

帰り道、立ち寄った花屋で、Mさんは薔薇の花を買いました。

正直、ハッとしました。失業中の身の私は正直、花を愛でる心の余裕がなかったからです。

Mさんの、育ちの良さというか、粗雑な私とは感性の元が違うのだなぁと思ったのです。

うまく表現できませんが、苦境に立ったときに、自分に優しくできる余裕があるかないか、で人生の質が変わってくるのだろうと知りました。

仕事がうまくいかないとき、つらいことがあったとき、自分を責めるより、ちょっと優しくして、明日への鋭気を養うことって大事。それは贅沢ではありません。

そして、傍目から見て、わからない仕事のつらいことや、逆に喜びもたくさんあるのだということ、そしてそれは、見ようと思わないと、見えないことなのだと、Mさんを時々思い出します。

Mさんとはその後、短期のアルバイトで一緒に働く機会に恵まれましたが今はお付き合いしていません。お元気でいらっしゃることを祈っています。

ren

手相見歴30年以上、同じく天然石愛好家です。

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