投影している

最終更新日

150828_空

 

他人様のことが氣になるとき、あるいは気に入らないときは、案外原因は自分の中にあるのかもしれません。自分の中の負の部分を他人の中に見出すこと、心理学的に言うと「投影」です。

目の前の人の一挙手一投足が気に入らない とか、仕事で部下が思い通りに働いてくれない とか。自分の周囲で氣になる、気に入らない、ことが増えたら、それは自分の内面を探る良い機会だと思うことにしています。

自分が幸せで、なにもかも上手く行っているときは、他人の失敗に寛容になるものです。他人のことに不満を持つ。他人が思うようにならないという不満は、自分の中の不満が現れていることが多いのです。

手相見の依頼主のある方が「○○が××してくれない」ということをおっしゃって、「では、あなたから××しているのですか」と尋ねたら、していない。

自分がしていない(できない)ことを求めている。まずはして見せてはどうですか、と言うと「なんで自分から」と不満そうです。

ある依頼主の話です。

某(なにがし)さんが新人パート(以下、P)さんの仕事の出来なさぶりを自分の上司に切々と訴えたそうです。「アレもできない、コレもできてない。私の教え方が悪いんですか」

某さんは、若くて、長年携わってきた仕事で能力もあり、周囲の評価も高い方です。

Pさんは、某さんより年上ですし、なにぶん、新しい仕事に携われて数ヶ月です。そんなに結果をすぐに求めなくてもなぁと思います。

自分も決して覚えが良いほうではないですし、コツを習得するにも時間がかかります。不器用なほうです。言葉は悪いですが、某さんもPさんも正社員の補助職なので、「仕事のできる、できない」を判断するのは正社員の仕事です。正社員の立場から見ると、Pさんたちが自分たちより優秀では、仕事がしづらいと感じる面もあるのではないでしょうか。Pさんに対する不満をさらに上司に告げると、自分の指導力不足を指摘される場合があるのかもしれません。

相談者の、Pさんへの不満は、自分の実力を認めてくれない周囲への不満が投影されているのではないかと思いました。

もっと上を目指せば、叶う実力があるので、資格取得して、いずれは独立するという夢をもてば、忙しくて周りのことなど氣にならないのではないかな。そう思った私自身も、依頼主に自分の心の内面を「投影」しているのでしょう。

他人のことが氣にならないくらいの、目標を見つけて、不満を抱くより、うまくこなす方法を考えてみるかな。そう気づかせてもらった件でした。

不満がたまったら、それをエネルギーとしてなにか違う展開に、持っていく方法を考えます。

今のバイトが上手くいかなくなったら「手相見を本業にしなさい」って神のお告げね! とか都合の良いほうに考えそう。(笑)

、相手の為を思ってのアドバイスもタダではいたしません。

人間、なにか言われる内が、花だとも思っています。



ren

手相見歴30年以上、同じく天然石愛好家です。

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