私の手相見料

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本人は「つい、この間」と思っていても、世間からすると、遠い昔の話っていうのがあります。

今回の話もそうです。10数年前に手相を見始めて数年目、まだ無料で興味本位で見ていたころ、バイト仲間にとても強烈な個性の持ち主の女性(以下、仮名子…かめこ-さんとします)が居ました。

私から見ると、よく言えば積極的でおおらか、悪く言えば傍若無人、自己中心的という性格で、バイト仲間からは遠巻きにされていました。

その積極的すぎる性格は、バイト先で今でも伝説になっています。

かめこさんは手相を見る私に興味津々で、一度さらっと拝見したのですが、そのうち仕事中にも、いきなり両手を顔面に差し出してきたりして、自分の運気を聞いてきます。他のバイト仲間や上司がいる前ででもです。

こういうのが続いて、困った私は「私は手相を無料で見ていますが、なぜ無料で見ているかというと、私が相手を選ぶからです」と言いました。

かめこさんは、「たいしたタマね。何様?」とお怒りになりましたが、それからも何度か、「手相見て」というアピールがありました。最後には「バイト先に文句を言ってやる」とも言われましたが、二度と拝見しませんでした。有期のバイトが終わってからは、かめこさんとは、もうお会いすることもありません。

あれから十数年!(綾小路き〇まろ風)。

手相見は 無料から、お菓子、食事…という流れになり。

いつの間にか、手相見に対してお代をいただくようになっていました。

もしも今、かめこさんに会い、「手相を見て」と迫られたら、見料をいただきます、と話しますが、かめこさんは、「お金をとるの?何様なの?無料で見てよ!!」と言うかもしれません。

私の手相見は、お代を頂戴している以上、私の経験に依頼者の経験も加わっている、価値のあるものだと信じています。

信じていないと、他人様の悩みに通りすがりの手相見が、色々言えるわけもない。それなりのお代をいただいているのには、理由があります。

無料で見ていた頃も、今と変わらぬ内容の相談が多くあり、真剣に見て、アドバイスしても「無料だ」ということで、すぐ忘れる、何度も同じ相談を繰り返す、何人か集まると、手をさし示されて、気が休まらない…こともありました。

無料だと、真剣に話を聞いてもらえなかったほうが多かったように思います。

お代を払っている以上は、「もと」をとりたいと思うわけで、私はそれに応じて、依頼主の運気の流れを読んでいるのです。

無料は、エネルギーの循環の関係で、応じることもないとは言い切りませんが、初見の依頼主には、まず、いたしません。

何回か拝見している、お世話になっている方には、サービスすることもあります。

「ちょっと見てよ~」とか「余興で見てよ」という軽い話もありますが、今まで私に手相見を依頼してくださった数百人の方々の、気持ちと合わせても、それはもう「それなり」です。

さて、仮にかめこさんが「見料をきちんと払うから見て」と話されたとしても、きっと私はお断りすると思います。オラクルカードをお勧めするかもしれません。

今までも一度見料をお支払いいただいた後は、その後もいろいろと(無料で)見て!と迫られることもあります。

相談内容次第では見料をいただくまでもない、という場合はメールでお返事をすることもございます。

その後を見て!という方は今まで数人いらっしゃいました。真夜中の長文メールや、電話などで、対応して当然、という態度もとられたことがあります。

仮に、紹介者から「半額で見てほしいという方がいるんだけど」と相談されたとして、最初から半額で見てほしい、と言うのは、ちょっと違うんじゃないかなと思います。

拝見させていただいた方の中には「煉に相談して損した~。金返せ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

相性というのもありますしね。

誹りも非難も、お代をいただく以上は、しかたのないことだと思っています。私と時間を共有したお代だと諦めてください。

依頼があるかぎりは、精進したいと思いますが、これからもご縁は選びます。


 

ren

手相見歴30年以上、同じく天然石愛好家です。

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