6日の未明に起きた地震が原因で、起きた大停電。ニュースで知った多くの方々にご心配をいただき、御礼申し上げます。
また被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。
未明に目を覚ました時、暗闇でした。
「LED電球にしたのに、もう切れてしまったのか」私は照明の小玉が切れたと思ったのです。とたん、揺れが来ました。
揺れは小さかったですが、時間が長く感じました。
住んでいる街は、昔、市史編さんの担当者から「地盤が固い」と聞いていたので、以来 不安はありませんでした。
スマホで時間を確認すると午前3時9分。
iPadを立ち上げると、Wifi接続の「ネットワークに接続していません」と表示され、停電と気がつきました。
ガラケーのワンセグで地震のニュースを聞きながら、朝までには復旧するだろう。そんなことを考えていつの間にか眠りました。
朝、起床しても、停電のまま。そこに友人からのラインが届き「停電でご飯が炊けないので、近くのコンビニに行った。しかしもうお菓子しかない」。そこで初めて、深刻な事態だと思いました。
それでも朝食は、前日の残りのご飯でとり、出勤。通勤途中のコンビニも明かりが点いていませんが開いていました。
こんな時、お店が開いていただけで、安心するものですね。
友人からのラインの通り、パンや弁当など、食事系はすでに棚にありませんでした。別の棚に多く残っていた、「ロカボナッツ」を昼食用に買いました。低糖質のナッツ30グラムで一食分の栄養があり、満腹感はありませんでしたが、空腹も感じませんでした。
信号が稼働しておらず、道を横断するときは緊張しましたが、車の方が通行を譲ってくださるので、有り難かったです。
職場では、非常用電源が稼働していましたから、非常時対応の仕事をしました。お昼過ぎても電気は復旧しません。次々と入ってくる情報では、予想以上に時間がかかるかもとのこと。夜の帳(とばり)が降りる前に、明るいうちにやらねばならないことがあります。定時より早めに帰宅しました。念のため、コンビニで非常食用として、ナッツチョコレートを購入。こうなると、少ない知識総動員です。チョコレート=非常食。ナッツ=非常食。
帰宅して、ブレーカーを落としました。余震があった場合の通電火災を防ぐためです。準備していた懐中電灯は、電池が古くて液漏れしていて故障していました。なんてこった!平時から点検は必要ですね。
夕方には、スマホの電波も圏外表示となりました。幸い、「ポケモンGo」を(まだ)しているので、モバイルバッテリーは複数所有していました。
ガラケーのワンセグ、携帯ラジオの電池も、充電池。スマホも3日は持つはず。でも長引けばどうなるかはわかりません。
スマホの懐中電灯アプリと神棚のロウソクで夕飯を済ませ、早々に床に就きました。
真っ暗闇だからでしょうか、思っていたより眠れました。
地震のあと、夜が明けてくれて明るい時間が長くて良かった。
夜が明ければ、また太陽が昇ってくれるから、良かった。
当たり前のことだけど、有り難いと思いました。
翌日、街灯が点いていたので、電気の復旧を知りました。丸一日、電気がない不便な暮らしでしたが、職場には非常用電源があったので、本当の不便だったとは言えませんし、気持ちが落ち込まずに済みました。
しかし、市内の電気の復旧は、地区ごとに差が有り、通電したがまた停電したところや、同じ町内でも停電が続いているところなど混在していました。
通勤途中のコンビニも、停電中で、再び非常食用として「ロカボナッツ」を購入。私の住む街では心配していた断水も無く、今日現在、ほぼ全道で電気は復旧したようです。
我が家は、光電話だったので、停電したら連絡手段としては使えません。こういうときは、電話線から電気をとっている通常の電話機が良いということですね。便りのスマホもキャリアによっては繋がりづらくなるし、基地局の非常電源が途絶えたら、使えない。
なにより、テレビも見られないので、停電は、本当に不便だと感じました。今回は、丸一日で済みましたが、2日、3日と続いたらと思うと、情報が入ってこない怖さを感じました。携帯用ラジオもあってよかったけど、電池の備蓄は余裕が必要ですね。
ブログを通じて知り合った方々、友人、知人の方々が、メールやラインで、多くの方が心配して連絡くださり、本当に感謝でいっぱいです。
今日は近くの家電量販店が開いたので、小さいながらLED懐中電灯を購入しました!コンビニでは、おにぎりが少し入るだけで、大きなスーパーではお惣菜はあるけど、空いた棚が目立ち、物流が滞っていることを感じました。
電気がないと、お金も引き出せないんだから!プリペイドカードも使えなかった。当たり前だけど。現金が頼りってこと?
私の住んでいる街は、その昔、「天災の無い街」が自慢だったのですが、この20年の間に、大雪、断水、など災害に見舞われました。
世の中は、変わっています。スクラップアンドビルド。
今までの常識も、考え方も通用しない、新しい時代に入りつつあるのかもしれません。新しい考え方が必要な時代の到来です。