2020年の予感

休みってのはなんていうか、光陰矢の如し な印象だった。しかし今回の幕開けはいつものそれとは、ちょっと違う。

それは、年末の老母のケガに始まり、遠方の伯母の死去、そして、年明けには、集合住宅のボヤ騒ぎ。

その日は老母の86歳の誕生日であった。

朝から、複数台の消防車のサイレンがけたたましく鳴り響き、「お、新年早々、火事か」なんてぼんやり見ていた。住居の8階の窓から見えるかも。

おっと、バルコニー前の道路に消防車が止まっているぞ。近所か???煙でていないけど?

などと 思っていたら 玄関のチャイムが鳴った。

出てみると、そこには「警察官」が。聞くところによると、「5階から煙が出ているという通報がありました。詳細をただいま調査中です。念のため屋外に避難してください」

三角巾で腕を吊った右腕の不自由な母を連れて階段をおりて、外に出た。 数台の、消防車、パトカーが集合住宅前に到着していて、隣の空き地には「〇〇本部」なんて看板が掲げられている。見上げた集合住宅からは煙も炎も見えず、最近報道で見た「予告なし避難訓練」のようにも思えた。正月で不在者が多いのか?外にいるのは私たちだけだ。

すると、消防署の人が駆け寄ってきてくれて「5階のガス給湯器の故障で煙が出たようです。安全が確認されたので、戻っていただいて大丈夫です」みたいな説明を受けて、部屋に帰宅。

私、戸建て暮らしが長かったので、集合住宅での火災(ではなかったけど)関係は初体験。なにごともなかったので、良かったものの、実際、本当の火事だったら、老母を連れて階段を降りるのは、かなり時間もかかる。5階が炎ボウボウのなら、屋上に逃げるほうが良いのか?

避難階段だから、煙が追ってきてもドアが閉まっていれば大丈夫なのか?

火災保険に入っていてよかったなぁとかいろいろと考えた。

なにより、驚いたのは、自分の住んでいるところが、騒動の元になっているのに当人は気がつかなった。

人間もそうかもしれない。

自分のことをしらないのは自分だけ?とか色々考えさせられた。

なにか慌ただしい 2020年の始まり。

1月なのに、ほとんど積雪がない。この地方では、珍しい。私の記憶の限り、初めてかも。雪が少なすぎて、ちょっと不安。