小学生の頃、わたしは、クラスで孤立していた。
担任教師に嫌われていたので、そうなったきっかけは担任教師の言動、行動が大きいと今なら言える。
両親仲はいつも不和だったし、親はまったく頼りにならなかった。
登校拒否児であり、周辺から後ろ指をさされ、友だちもいない小学生時代であった。
自殺も考えたし、逃げることばかり考えていたが
漫画を描くことが好きだったので、なんとか生きていた。
人付き合いはある意味、技術である。
技術であるという言い方は、味気ないであろうか。
でも、ワンクッションは必要だと思う。
ストレートは正直でいいかもしれない。
でも、ストレートすぎると誤解のもとだ。
天真爛漫 が無神経であったり
気配りが慇懃無礼と紙一重だったり、なかなか人付き合いとは難しい。
人間関係は、相手の行動を深読みしないことが一番の得策である。
たとえば、ある日友情に亀裂が入ったとしても
自分が悪いわけでもないし相手が悪いわけでもない。
ただ、波長が違ってしまっただけ。
私は、小学生の頃に
私に関わった同級生、担任教師、両親、親類に感謝する。
もまれて、気付いて、何かを得た。
それは、死を夢想するほど、つらい現実ではあったが、自分なりの
逃げ場所を得て生き延びてきた。
だから今の自分があると実感したから。
人間、年を重ねるごとに、人から直接意見を言われることが少なくなって
気が付かないうちに道がそれていたりするから…。
耳の痛いことを言ってくれる友人が傍にいたほうが、本当はありがたいのである。
仲良しこよしでいることだけが、友情でもない。
音信不通になった友人へ
「あなたのおかげで今のわたしがあります」と
感謝できるような人間になりたい。
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