気が付いたら、9月です。
今年ももう残すところ4ヶ月です。早いものだ…。
実を言いますと、私は自分の体の中で自分が好きなところってなかったのです。
高校生の頃から、頭に十円ハ○ができ、格闘すること、ン十年。
病院へ通ったり、薬を試したり、シャンプーを高いのにしたり
試してみたけど全然改善されないまま、時は流れていきました。
もともと、剛毛で、髪の毛は太くて堅い、まるでキタロウのケバリのよう。
手で梳くと、指に刺さってきたりするほど。
枝毛もひどくて、2又、3又はあたりまえ。
驚異的な枝分かれぶりの毛で、伸ばすこともままなりません。
ハ○は大小さまざま、ストレスを感じると、まるでミステリーサークルのように
頭に出現します。
真夜中に小型の円盤が着陸したような丸い○ゲ。
場所も変わるので「さまよえる○ゲ」と呼んで、ずっと心の中にひっかかかっておりました。
永年による格闘の果て、
このまま、このミステリーサークルと付き合って一生終わるのだろうか、と
思っていました。
ところが、昨年末から、サークルは出現しなくなりました。
「気」の流れが安定したのか、さまよえる○ゲは出現しなくなっていたのです。
ひどかった枝毛もぱったり出現しなくなりました。
あんなに懸命に手入れをして、つぎこんだお金もけっこうな額だったのに、
私の髪は今、枝毛もサークルもありません。
人知れず苦しんだのが嘘のようです。
人間の「気」と髪の毛の状態は密接に関係していると、聞いたことがあります。
私は、前頭部の髪の毛の成長が人より早くて、担当の美容師さんには
いつも驚かれていました。
「気」のコントロールを心がけるようにしたところ、髪の毛の調子が良くなって
きたような気がします。
今、 自分の体の中で、嫌いなところだった髪は、好きなところになっています。
やはり、良い美容師さんと出会い、良いヘアケア製品にであったのもあるけれど
良い環境になったからだと思うのです。
ストレスによる「気」の流れの滞りがなくなったことが一番の原因かもしれません。
それからあと、自分の好きなところは、左手の人差し指の爪。
右手は酷使しているので爪の形はよろしくないのだけど
労働から遠い左手の人差し指の爪は形がいいのです。
まさか、自分で自分に好きなところができるとは思っていなかったなぁ。
自分の心境の変化に驚きです。
ちょっとずつでも、変化している。
変化するから人間であるとつくづく思う。
今、悩みのある人も、それが永遠に続くものではないと思える。