手相見専用の品ではありません。
十数年前に購入したものです。
地元の百貨店の長崎物産展に、ガラス細工屋さんが出店されていましてね。
ガラス工芸 南蛮船
どれも美しくすばらしい高価な品ばかりでした。
いや、一点ものの芸術品として考えれば、お高くないと思うのですが、
社会人になりたての身には高額に思えたものです。
そんな私が唯一購入できた品がコレ。
商品名は、つまようじでした。(^_^;)
つまようじなのに、私の当時の時給くらいしたと思う。
つまようじにしては、太くてとても使えそうもありません。
当初、漫画の絵の具を練るのに使用していましたが
そのうち机の引き出しのなかにしまわれてしまいました。
手相を拝見するときに
「運命線が~こうなっていて~~」と口で言うと
依頼主は「え、どれどれ?」となり、指先で説明すると細かい線が見えにくい。
それで、このガラス棒の出番となりました。
思い立って、このガラス棒を扱っていたお店をネットで検索すると
作家さんは有名なガラス彫刻家となられていて
お店では1点数万円の品を扱っていらっしゃるそうです。
あのとき、2本買っておけばよかったな…なんて思ってもしかたない。
最近、手相占い師さんの手元を注意深く見ていると
カンザシなどを使用されているのを見かけます。
わたしも、これからはカンザシなど気にかけてみようかな。