相性の良い石

天然石にかかわるものを作っていて、修理なども受けるようになると

不思議と、持ち主といい関係にある石というのは輝きが違うなと実感する。

愛されて、可愛がられて(大事にされて)いる石は、輝いて見える。

「ちょっと輝きが鈍っている…」というのは決して、石を可愛がっていないという

わけではなくて、ストレスに石が影響されているという場合が多い。

 相性の合う、合わないというのは確かにあって、

合わない場合は即座にブレスの紐が切れたりするし

ストラップコードも切れたりする。

 自分の直感で身につける石を選んでかまわないのだが

手に入れた後は、自分の手をお手入れするように

石を意識的に、太陽の光、月の光、細石の上に置いて

「休ませる」という気遣いもしてあげると

あなたと石の関係は良くなり、石は傍目から見ても

輝きを増すものだから。

××年目の話

12年前も、私は手相見をしていた。まだ無料、あるいはお菓子が代価だった。

その頃は、姓名判断もしていた。会社の社員に喜ばれてしていたが、

親兄弟までの姓名判断まで持ち込まれ、多忙となりやめてしまった。

 

どんなに相性の悪いめぐり合わせの人間とも、できれば最悪の別れ方は

避けたい。どこで会うかわからないから。

人生に不思議なめぐり合わせがあるのは体験済み。

 

あるとき、私は十数年前に手相を見た人と、仕事を一緒にする機会があった。

その人が、自宅の整理をしていたら、私が昔見た手相の覚書が出てきたというのだ。

私、そんなもの書いていたなんて、全然、まったく、まるっきり覚えていなくて

書いていたことにも、覚えていなかったことにドエリャ~驚いた!!

「運の転機、当たってた!」と言ってくださったので、良かった(*^_^*)

 

手相を見ているときは、額の奥で見ている感覚があり、話したことは

きれいさっぱり覚えていないことが多い。

 覚えていることに意味が無いから忘れていたのか。

 

 それは、頭の中で考えているというより、どこからか流れてくるような感覚がある。

行動力のある人の引き出しは多いが、守りに入っている人の引き出しは開けにくい

というのが最近実感したことだ。

 

手相は意識することで、変わる。つまり運気の流れも変わるのだから

自分を運気の癖を知った後は、開運行動をオススメする。

そんなわけで私が手相を拝見した人に不運になった人はいないと思いたい。

 

忘れた頃に「言われたとおりになりました」とお礼を言われることが多いけど

お礼言っていただけると、それだけで数年、見ることが続けられるような気がする。

私自身の運は良いんだか、悪いんだか…いやいや、一見悪そうだが

実はすんごい強運かもしれない。

 自分ではあまり自覚していないけど。(^_^;)

 「他人様に運をあげることができる人」と言われたことがあるので、

その言葉を拠り所に手相を見ているのだ。