最近、多いお話に、「子供の手相はみないの?」というお尋ねがあるのですが、見ません。
数年前まで、無料だったときには中学生さんのは数件あります。
赤ちゃんの手相は、未来がたくさんあって、見るのは楽しいかもしれません。
無料だったときには、「おまじないかわりに」とか「余興で」とかで見てもよかったのかもしれません。
今は見料をいただいているので、それなりに言葉に覚悟が必要と思っています。
また、赤ちゃんや子供さんは、育てられ方によって運気も変わってきます。
「この子は芸術的な才能がある」と手相に出ていて、親がそういう方向に導くということもあるかもしれませんし、「これこれこういう性格だ」と話せば、親がそれなりに影響を受けてしまうかもしれません。
可能性がたくさんあるのに、それはもったいないと思います。
手相は、自分で判断できる人に、自分と向き合うツールとして拝見しています。
私がある程度、見立てを申し上げても、「違う」「合わない」と思ったとき、当人が取捨選択ができる年齢になるまでは、拝見しないことに決めています。
自分では、こう思うけどどうだろう。自分にはどんな可能性があるのか。
本人が知りたいときに、手相から読み解いて、お手伝いしたいからです。
こういう、お尋ねが続くと言うのは、私の手相見は「お守り」的な需要なのかなと思います。
それはそれで、ありがたいことですが、お子さんのたくさんある可能性、制限無く色々試してみて
手相が変わっていく…それを見ているのも、親の楽しみなのではないかと思います。