「肩、凝っているね」 と優しく揉んでくれる手。
癒してくれる言葉。
目が覚めたら、それは夢だった。夢じゃないような夢。私はよく見る。
疲れていたり、悲しかったりしたとき、夢の中で、励まされたり、慰められたりする。
考えてみると、そのとき傍に居るのは、背後霊かもしれない。
続くときは、回りの環境がそうなっているからなのか、続くことがらがある。
長いこと、ご無沙汰していた人からの、短いメール、慌てて返信したので短すぎるメールも
続いた。
私は、霊感のある人から「たくさんいろんなメッセージを受け取っていますね」と言われるけれど
私の目前に「現れる」こともないし「囁かれる」こともない。
入眠時幻聴は一度経験がある。眠りに落ちる寸前に、笑い声や話し声を聴くというものだ。
金縛りも一度だけある。
布団の周りに無数の人の気配を感じて、耳元でシンバルを鳴らされたような騒がしさがあった。
あるとすれば、「脳内妄想スクリーン」だけ。
依頼者の手相を見ているとき、私の脳内は、静かで空白である。その中から言葉が浮かんでくるわけではなくて、湧いてくるのは数字。
依頼者に訪れる転機を示す数字だ。
そして言葉は、私の脳内からではなくて、私の前から出てくる感覚である。
必ず、体温が上がるので、汗も流れる。
昔から、ナニかが寄ってくると寒気ではなくて熱さを感じた。
自分の波動に合った存在としかコンタクトが取れないのなら
私はマダマダだ。
でも、幽霊を幽霊として見ていないのでは…と思うことは時々ある。
目の前に見えている理解できない人物の足下を見て、影を確認する癖がついているが
幽霊にも足があり、影もある場合もあるので、あまりアテにならないな。コレは。