このブログで、書いた記事で、アクセス数が多いのは「仕事運」です。
常々、「お給料は我慢料」だと思えば、腑に落ちると書いてきました。
今まで、私は多くのバイトを経験してきました。
たくさんの人とお仕事をする機会に恵まれ、勉強になったと思います。
手相見の私の経験値アップに繋がる方々と出会えたからです。
その多くの出会いの中で、発見というか、印象深いAさんのお話をします。
Aさんは、某学校の校長先生の奥様で、ご自身も学校の教員免許を持っていらっしゃる。
ご自身が働かずとも、専業主婦として、のんびり暮らすことのできる人です。
ですが、私と同じバイト先で出会ったとき、Aさんは50歳半ばでした。
初めての仕事ですから覚えるまでが大変で、ミスもします。
ご自分のお子さんの年齢のような上司に、ナンダカンダと注意されます。
Aさんと仕事をしていて思い出深いのは、どんなにミスをしようと、どんなに厳しく注意されようと、Aさんはにこにこしているのです。
図太い。一見そう思いましたが、
Aさんは「これぞ、お仕事って感じよね。楽しいわ」と話してくれました。
「楽しい」。
他のバイトの私たちは、時間給でこき使われ(ていると思っている)仕事がなければ、早く帰されるし、ほかの売り場に手伝いにも行かされる。正直、売り上げをアップしても、時給が上がるわけでもない。
別のバイトは「同じ時給なら、暇のほうがいいでしょ」と話していました。
想像するに
Aさんは、生活のために働いているのではないので、心に余裕があるのです。
上司に叱られても「叱られてしまったわ」とニコニコしている。
社会にかかわっている自分、働ける自分が楽しいのです。
Aさんは、勉強熱心な方でした。パソコンなども積極的に学ぶ姿勢がありました。
働いていたお店も、品揃えから「遊園地みたいね」と嬉しそうでした。
…これは最強です。
さすがというか、立ち位置を上においているので最強なのです!
仕事なんだから、厳しくてあたりまえ。でも働けるのは楽しい。
Aさんの姿からはそういうプラスのエネルギーを感じました。
厳しく注意されて
「なによ!若造のクセに!」
「私はこんなところで働かなくてもイイのよ!」
などと、思ってしまうのはマイナスエネルギー。
仕事だからつらい、仕事だから報われなくて不満だ…と思っている人と
仕事だから、少々厳しくても いいかぁ。こんな叱られ方しちゃった♥
と思うかで、エネルギーが違ってくるんですよ!!
てなことを頭においた上で、それでも
つらいことや不満が溜まってきて、どうにも頭から離れなくなったら
それは、自分で転機を決める時期だと思います。
つらくて苦しくて、ここぞ!という転機の時、天はあらゆる人や出来事を配して
その人に「次」を促すからです。
私の場合、数回、そういうのを経験しています。
工場で働いていたときは、他の人と確認して数をかぞえていた微細部品が、作業中に、ありえない回数手許から消えたりしたことがあります。
なにをやってもうまく行かない。
沈んだ気分が浮上しない ことや
ここぞというとき、病気になる。
最悪に思えることも、後から考えると、そうだったのか!と思えるはずです。
どんな大変な時期でも
「すべては予定どおり」。
自分の内面の声を、耳をすませて聴いてみてください。
写真はハート型のローズクォーツに、ロードライトガーネットをワイヤーで飾りました。
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