最近は、贈り物を依頼されることが多いので、リボンとワイヤーで、ギフト用のリボンをコツコツ作ってます。買ったほうが見栄えも良いし、早いかもしれませんが、コスト削減と願いをこめるという細かい作業ははずせません。
私は、幸い、職場で苛められたことはありませんが、小学校では苛めで不登校、中学校では空気が読めず、仲間はずれという経験があります。学生時代の良い思い出というのは案外少ないので、こういっては何ですが、卒業アルバムを懐かしく見返すということは、ありません。もう年齢も年齢で身辺を身軽にしなくてはならないので、先日は学生関係のアルバムを全て整理しました。同級生の名前もほとんど忘れていて、自分の学生時代の希薄さを思い知りました。
苛めの不登校を乗り越えたきっかけは、自分の好きなものを心の支えにしたからです。当時はアニメでした。好きなアニメを見るために、歯をくいしばって、殴られたり、無視されたりしても学校に通いました。
中学生のときは、周りと話が合わなくて、孤立していました。好きなものや関心が周囲とは違っていたんですね。
担任の先生が理解のある方でしたから、なんとか中学校は乗り切りました。一応、学習能力があるので(苦笑)高校に入ってからは「人付き合いのマナー」関係の本をたくさん読みました。
人間関係はある意味、テクニックです。好かれる人にはポイントがあるのです。一人っ子で人付き合いの距離感がつかめなかった私は社会人になってからも、転職するたび、ドキドキ、ビクビクしていました。
今でもそれは変わりません。
職場で、苛めにあっている、という相談もあります。
誤解を恐れずに言えば、苛められるほうにも原因がある場合が多いのですが、苛めていいと言うものではありません。
苛められているという人間が気づかないように、苛めている人間も自分が苛めていると氣がつかない場合もあるのです。だから苛めに黙って耐えていれば、嵐が過ぎる、ということもなく、エスカレートすることもあります。心理学の本でも、よく取り上げられています。
苛められている?と思ったら、なんらかの行動をとるか、耐える期間を決めてやり過ごす。
私の場合は、小学校卒業、中学校卒業 という切り替わりがあったから耐えられたのかもしれません。
職場なら、次の仕事を探す、上司に相談する、いろいろなアクションのとり方があります。やるだけやってダメだったら、次の道が見えてくるし、あきらめも覚悟もできてくるでしょう。
きっかけで、転職して、意外な展開が待っていることも多いのです。
あなたを次へ導くための、見えない世界からのアプローチである場合もあるからです。
一番大切なのは、耐えることで耐性がつくことではありません。耐え続けて 体や心を壊してしまうよりは、走って逃げることが何倍も勇気がいるけど。
今がそのときだ!という体からのサインを見逃さないでほしいのです。