週末は、伯父の葬儀のために急遽、岩見沢市へと出向いた。
父方の本家のある街。訪れるのは数十年ぶりである。土地と交通の便から、札幌や東京には出かけやすいのだが、旭川市を越えた向こうは、なんとなく敷居が高く思う。
こういうこと(冠婚葬祭など)が無ければ、訪れることも無い。私の生まれたのは、岩見沢市から遠くない三笠市の幾春別(いくしゅんべつ)という街。
ただ、幼少時に離れているので、その土地の思い出はない。
8月の最終日は、通夜と葬儀で慌しく過ぎてしまった。
日程に余裕があれば、足を伸ばして、札幌や旭川の街を楽しめたのだが、あいにく余裕がなかった。
往路は、特急オホーツクで。
帰路は、旭川まで、スーパーカムイに初めて乗り
旭川からは、特別快速に乗った。
北海道は、広いとつくづく思った。
人生の終わりについて考えると、涙を流してくれる人がいるということは幸せなのだ。
そうして忘れられない年の8月となった。
写真は、岩見沢駅のホームにある、ばんえい競馬の像。