これからの時代の働き方を考えてみた。
私たちの子供や孫の世代になると、物が満ち足りている世界で生まれ育ったので、私たちまでの世代と違って、物よりも精神の充実に重きをおいていくのではないだろうか。
今までにも、好きなことを職業にしている人はいた。
でもそれはひとにぎり。しかし、これからはこれが、主流となるのでは。
お金が全て!という世代ではないから、働くときは自分の精神衛生が大切になる。
そう考えると、無理をしないで好きなことを職業にしていく世代の始まりなのかもしれない。
みんな、わかってきている。
平和な時代にお金に重きを置いて嫌いな仕事で無理して働いていると、ストレスが溜まって、自分を癒すためにお金を費やしてしまう。
お金があるだけでも、精神的に満たされているだけでも、生きていけない世界がそこにはある。
ただ、好きな仕事をしていると、お給料は少なくてもストレスがたまらず、また苦にならずに働けるのだ。
私自身の経験値から言うと、好きな本屋で働いているときは、残業も、休日もない働き方だったが、趣味と実益がリンクしていたので苦にならなかった。休日も担当していた文庫の売り上げが気になって出勤していて同僚に「帰れ!」と叱られたなぁ。今思い返すと迷惑なヤツだったなぁ。ごめんなさい。
また、ある時は好きなパソコンでデータ処理をする仕事を持ち帰り、自宅で時給に加算されない仕事をしていても苦にならなかった。お金は後からついてくる。
好きなこと、これをどう生かして食べて行く(職業)につなげる働き方を探して確立していくかが、大切になる。これからの世代かもしれない。
皆、ストレスが少なく、自分自身の価値観で満たされて生活をする。
そんな世界が、楽園となる。
楽園は、自分で作るのだ。
人間は無理や我慢して、許容量が超えてしまうと、精神や体に歪みが生じてしまう。
鍛えられるラインと潰れるラインの見極めが大切だ。
甘えてる とか、軟弱 なんて、それは個人差があるので気にしない。
祖父母や親の世代とは、人間的なタフさが違う。
お金のある、なしは、ひとつの物差しでしかない。今までとは価値観が違う世代になりつつあると思う。
お金がたくさんあっても、金持ちには金持ちなりの悩みがある。
人間でいるかぎり、悩みとは無縁ではない。
魂は親世代より進化していると聴く。
世界は少しずつ変容していくのかもしれない。
…ていうか、願望ですかね。