土日もアルバイトに出かけていましたが、出ました。
出たと言っても「霊」ではなくて、スズメバチ。ある意味、「霊」より怖い。体長4センチくらい。気持ち的には5センチに見えた。羽音が聞こえたとき、思わず携帯のマナーモードのバイブレーションの音かと思った。
狭い室内で、ハチはパニックになり、欄間に体当たりしたりして、飛び回る。
進入したと思われる窓は低い位置にあるので全然、出て行けない。
スズメバチは怖いけど、下手に動いて攻撃されたら困るので、霊と同じ対応をした。
それは「見ないふり」。
でもなかなか出て行けないんだわぁ。ハチは疲れて、窓枠や、電灯の傘に止まって少し休む。
また出口を探して飛び回る、を1時間ほどしていた。膠着状態。
その日はデータ入力業務が多くて、事務室を出て行くわけにも行かず、聞こえる羽音に怯えながら、ついに意を決して、天井近くにある排煙用の非常窓を開くレバーを引いた!が、なんと古すぎてレバーが引けない。なんだぁ!? 役に立たん!!
再び、打開策を求めて、窓を開けて、お引取りを願ったが、ハチは全然、氣がつかない。
その姿を見ていて、ふと思った。
困ったとき、視野が狭くなっていて、ちょっと余裕を持って周りを見れば、いくらでも出口(解決策)はあるのに、眼に入らない。そんな人間の姿がハチとダブって見えた。
そうこうしているうちに、強攻策を施した。それは箒でハチを出口まで誘導するということだ。
自力で何とかできない場合、そういう大きな力が働く。それが箒(のようなモノ)。
逆襲されるかも、と怯えたが、大きな箒で、無事にハチを出口まで誘導して、ハチの悩み(?)は解決。
5分後、壊れた欄間から、再びハチが迷い入って来た。近くに巣でもあるのかも。
しかし今度は、解決のコツがつかめたので、ハチを祓う(意味ちがうけど)のに成功。
事務室はほぼ密室であったから、その中でスズメバチと1時間もいたけど。
ハチはやたら攻撃的ではなかったので、良かったです。
これは、「霊」も同じような感じ。そこらにいるけど、そんなに攻撃的な存在は少ないと思う。
ハチはあんなにカロリーを消費するような飛び方しているので、たまに窓枠に止まったりして。
「少し休むんだぁ~」と遠くから見てました。
あまり、下界(私の座っているところ)には関心がなかったよう。それも助かった。
箒=手相見として、依頼者に示すことができれば。
手相を見るって事は、出口は導く箒のようなものだろうと再認識した次第です。
5月は、2件だけの更新となりました。
忙しかったのもあるけれど、今回、占星術で自分の過去を振り返った上で、将来を考える機会があり、自分の人生の棚卸しをしていました。
若いときは、星占いって全然当たってない!と思っていましたが、それは、平均的な一般の星占いですね。
自分の体が突き詰めると、星のかけらで出来ていると知ってからは、星の波動が影響しているのではないかと思って、一度きちんと自分の出生時の星の位置を鑑定してもらいたい~と思っていました。過去のことは過ぎたことなので、変えようはありませんが、私の人生はどう考えたって、残り少ないわけです。
で、残り少ないので反省というか、自分の人生を棚下ろしてみようかと。
手相見とは違う、霊感とは違う視点から摺り合せてみようと思ったのです。
過去の運勢リズムを振り返って、これからの自分の運勢リズムをいかに生かすかをじっくりと考える月となりました。
すると、やはり手法は違っても、運気の流れは示されていることに感動しました。
示されているものは、良いタイミングで来ている。
求める自分の直感に、確信を得た5月でした。