12月を師走と言うが、なぜにこういうのかという説は様々あって、最近知ったのは「師」すなわちお寺のお坊様も昔は年末のお経に忙しかったから、なんていうのもあるそうです。いやいや長く生きてきたけど、つい最近知りました。
年末、地元の情報紙の広告に眼を奪われて、お店の閉店セールに足を運びました。
今まで氣にはなっていましたが、いつでも開いているお店ではなかったので、行きそびれていたのです。
お店は昨日30日付けで閉店されました。私は28、29日と通って、写真の水晶を購入しました。
水晶教となって久しい私ですが、住んでいる土地の事情もあり、直接お店で手にして購入した水晶は数点です。デパートの売り場、東京の石屋さんなど。あとは信頼のおける通信販売業者に依頼して、水晶と出会ってきました。
お店での水晶の扱いにも少しはうるさい私ですが、このお店での水晶たちのとの出会いは、まさに「運命」と言えました。
普通のショップでは数千円から数万はするであろう、マニア垂涎(?)の個性的な水晶が数百円から居たのです。(そう、あえて言いましょう、居たのです。)なんでも店主さんが亡くなられたので、市場価値がわからぬままの「売り尽くし」セールだとか。
太さの6倍以上の長さをもつ「キャンドルクリスタル」とか、柱面がくっついているクォンタム・クリスタルやレムリアンクリスタルなど。これが、2個でいくら!で販売されているなんて。
そのうえ太い水晶の周りに小さい水晶が取り巻いている「アバンダンティア・クリスタル」註)アバンダンティアはローマ神話の豊穣の女神の名。
これは180グラムもあって普通だとグラム100円とかでも18000円くらいすると思うんだけど。
取り巻いている水晶がほとんど、ダブル・ターミネータ でルーペで見ると、虹も入っているし、ツインソウル、カテドラルな部分も多いのです。
あ~、これは水晶オタクな呼び名を連呼してしまった。わからない人はわからないが、わかる人にはわかる、そんな水晶です。群生とは違うらしい。群生というのは同じ根元が成長しているのを指すので、これはポイントだと思います。
そのうえ、ここ重要。水晶たちはお香の香りに包まれ、丁寧に扱われておりました。
世の中にはこういう幸運な出会いがあるんだわ。私が必要としている水晶たちに、
まさに、石に「呼ばれた」2日間でした。
店主のコレクションだった書籍も譲り受けることができて、年末年始は読み耽りたいと思います。
「備忘録」ではないのに水晶の話を熱く語ってしまいましたが、手相と無理に関連付けるとしたら、チャンスをキャッチするアンテナ、磨いておこう。
道は、あるとき突然、開かれる。
それを痛感した2014年、年末でした。
来る2015年も、ブログに来てくださる皆様のご健康とご多幸をお祈りします。
2015年もよろしくお願い申し上げます。