先日まで暑い暑いと、汗を流していたのに。
台風が過ぎ去り、一気に気温が下がりました。風は秋です。
私はこのブログに、「天使の現れ方」について何度か書き記しましたが、再び、三度、天使に遭遇しました。
我が家の老母ですが、かかりつけ医での定期検診に不穏な結果が出たため、先日、地元の総合病院に行ったんです。造影剤を用いたCTを撮影するためです。
検査は夕方からで、暑い日でした。
検査の帰りに母は病院の玄関前で転倒しました。
慌てました。仰向けに倒れている母の姿に驚きました。
でも母は何度か転倒しているので、頭の片隅では冷静な自分もいました。
昨年、転倒して右肩を脱臼したとき、お医者様から言われていました。「治すよりも、転ばないように注意してください」と。
そのとき、通りがかった看護学生さんたちが、「血が出ています、動かさないほうがいいです」と声をかけてくださり、脈をとり、止血して処置、対応してくださいました。
病院内に看護師さんを呼びに行ってくださり、看護師さんの判断で脳外科の救急扱いで診察していただきました。
結果、脳にも頭蓋骨にも異常なしで、後頭部を3針縫って帰宅できました。
コンクリに頭を打ったのに骨折なしか、ご高齢者にしては母の骨は強かった。
頭のケガって大出血する(に見える)んですね。聞いてはいましたが、目前で見ると焦ります。後頭部を自分で触れた母の手は血まみれでしたから。
私一人なら、もっとアタフタして行動も俊敏にできなかったと思います。ちょうど帰路についたであろう、看護学生さんたちが連携して処置してくださったおかげです。
脈をすばやくとってくださった看護学生さんは男性の方で「僕、看護学生なので」とテキパキ処置をしてくださいました。
本物の白衣の天使でした。
病院の案内の方や、看護師さんや、多くの方のおかげで、事なきを得ました。
ありがとうございます。
そして
昭和生まれの私が、驚いたことがひとつ。
縫ったその日に、頭を洗ってもいいですよ!と、お医者様から言われたことです。
さて、本日は老母の検査結果を示され、やはり直腸が怪しいということで、急遽、大腸カメラ検査することになり。
今回は2週間待ち、ということはなくて、幸いなことに月曜日に検査予定をいれてくださいました。結果を見てこれからを考えることになりそうです。
ま~、老親がいるとなんだかんだと次々起きますね。
今日は午前中、総合病院、午後 かかりつけ医 と はしごして、ちょっと疲れました。
おりもおり、私の健康診断でも要精密項目がでました。持病が原因と思われます。 それは母の検査が終わった後に対処することになるでしょう。
母と私、9月は健康月間で忙しくなりそうです。
傍から見たら大変ですね、と言われるでしょうか。
しかしながら本人は
どんな結果が示されても、それは、神様の計らいと思えます。
もとい、思うようにしている、のが正直なところです。