最近、手相見をするより、天然石でなにかを作っていることが多い。
そろそろ、手相見も潮時だろうか、と考えていると
不思議と、依頼がポツンポツンとあったりする。
不思議なことだと思っていたら、私にはそういう霊感とまでは
言わないまでも「その手」の感性はあるらしい。
手相見は数ヶ月、ブレスは1ヶ月と期限を切って依頼を受けている。
財政難であったり、もうやめるかな、と思ったときに依頼されるのも
そういう感性を持っている人は、そういうものらしいのだ。
昨年、宿命鑑定をしていただいた先生に言われた。
本人はずっと0感(レイカン)だと思っていたのに。
待てよ。
あの時、街角で見かけた異様な風体のおじさんも
ロングヘアが半分抜けて、呆然と歩いていたピンクのワンピースの女性も
前に立っている女性の背後で、影のように動きを合わせる怪しげな男性も
十字路に立っていた紫のジャージの男性も
もしかしたら、この世の人ではなかったのかもしれない。
私は手相を通じて、第3の眼を通して、人の運気の流れを読むが
流れだけ。
示されている運気の流れを知って、どうするかは、本人の気持ち次第である。
結局、この世はうまくできている。
不幸が幸福の入り口で、幸福が不幸の入り口かもしれないが
無駄なことはない。
他人の運勢を見ていて、そう思えた週末である。