私は、石の中に虹を見つけるのが得意である。他人様が気づかなくても、どんな小さい石の中にも虹を見つける。
手相見と通じる部分があると思う。
宝石の世界では無傷が高品質の証であるが、天然石はその中に虹が見えると、ぐっと価値があるような氣がするのは不思議なものだ。
私は今回、久しぶりにパソコンに一日中向かい、作っていたモノがある。それは簡単なデータベース関連のファイル。
プログラマではないが、土日はそれにかかりっきりであった。でも、不思議と疲れない。眠くならない。手が痛むほど、PCの前に座り、マウスをクリックしていても、自分の実力のなさを痛感しても、結局、好きだからなのだと思う。好きなことをしているから、苦にならないし、悲しくもならないのだろう。この作っているものは、役に立たないかもしれない。しかし、私の身には経験として残る。
データベース関連のファイルを作るとき、一番重要なのは、作り手の知識ではない。必要なのは使う人間との意思疎通だと思っている。
意思が通じなければ、使い勝手の悪い出来上がりとなるのだ。
何も知らない人が簡単に使えるものこそ、一番優れていて、一番価値があるのだ。そういう意味では私の作ったのは、C級、いやD級もいい所だろう。
たとえ不採用になっても、役に立たなくてももう、良い。
この、寝食を忘れて、作り、考えることに集中した土日は、本当に楽しかった。私はオンラインゲームはしないが、ゲームをしている人もこんな高揚感を味わっているのだろうと想像する。
今年一年分の作業をしてしまったようだ。これも作り続けていないと脳みそに回路が通じないので、困った。作り続けるか、すっぱりやめるか、どうしようかなぁ。
仕事に関わらず、「あなたの話を聞く」となってもらうには、自分の中の引き出しを増やして、力をつけないとならない。どんな力をつけるかは、個人によるが…。私ももっと引き出しを増やしていかねば…。
そんなわけで もう、今回の仕事に悔いはない。今の自分に作れる知識は出し切ったから。
好きな事を仕事ですると、人間って疲れないんですね!
体感し、良い経験だった。私が今回の仕事の中に見つけた虹。虹は見ようとしている人に見えるものもある。







