お直しに関する話

私の作ったものを大切にしてくださる方が多い。

ワイヤーが切れた、部材が壊れたなど、そのつど「直して欲しい」と言ってくださると、石を大切に思っていてくださるのだと、感謝する。

不思議なことに、同じ時期に、同じワイヤー部材を使用して作っているのに、切れない人は何年も切れないし、切れる人は、作り直しても、また切れる。

数度にわたって、修理を依頼されることも珍しくない。

手元に届いて数日で、紛失したりする場合もあるようだ。

私が作ったものではないが、「壊れるとすぐに捨ててしまう」という人がいて、「それはやめて。もう使わないのなら、埋めるとか川や海に還してほしい」と伝えたことがある。

「パワーストーンのパワーなんて信じない、石になんて頼ってどうするの」

なんて言う人がいるが、確かに石は直接、力を発揮するのではなく、その美しさで人の視覚に訴え、また人智の及ばぬところで働きかける存在だと信じている。

信じる人が信じればいいし、富氣を得て、誓いを自分自身で認識するために身に着けるのも良いと思う。

石は願いを叶えるという目的で選ぶ以上、その石であれば良いというわけでない。

願い事が難易度が高く、成就するまで時間がかかるものならば、それなりの品質でなければならないと思う。

とはいえ、高ければ良いってモノでもないらしい。

そこが難しいところで、数千円の石に、あれもこれもと願い事を託すよりは、まずはこの願い事、叶ったら、ちょっと高価な石を加えて、という工夫が必要なのかもしれないと、最近思うようになってきた。

石は石を呼ぶという。

「この願いが叶ったら、仲間を増やしてあげる」という石との約束が、石と付き合う時は必要なのだ。

写真は、修理にお預かりした天然石ビーズの穴を掃除するとき、私は「歯間ブラシSSサイズ」を使用しています。ワイヤーを通して溜まった穴の汚れなど、綺麗になります。

お預かりした石は一晩、浄化函(専用の箱に水晶のさざれ石を敷いている)にしまって休ませ、汚れの目立つ石は磨いてます。

 誰かから、いただいた、別のところで購入したお品等、直せないかなぁと思う一品があればとりあえず、ご連絡ください。ご相談には応じます。

ruby☆kurenoren.net

☆は@マークに変えてください。

今年のメインは宝石質

 色々とご依頼をいただき、また気長にお待ちくださっているご依頼者の皆様

ありがとうございます。

 今年は、細いブレスレットを作成するのを主にしたいと考えています。

細い=粒量が多い。

また、細い=小さい=宝石質ということもあり、作成には手間もかかると覚悟しています。

 量より質のパワーを借りて、様々なエネルギーを上げていくことを考えています。

ボタンカットのカラーサファイア。下部にはルビーの丸珠6ミリです。
エメラルドのボタンカット。
タンザナイトの5ミリ珠。バラにして使いたいです。
ピンクトルマリンのボタンカット。
手前はデュモルチェライトインクォーツ
4ミリだけど、スタールビー。

宝石質、ということはお値段も宝石質、というこで、自分史上最大の買い物をしました。

 大丈夫か? ワタクシ。

ご縁のできた方へ

私の作ったイロイロの始まりは、手相を拝見した方へのおまけでした。

口コミで、依頼してくださる方が増えて、とてもありがたいと思っています。

天然石はパワーストーンと呼ばれ、今はすごいブームです。ブレスレットを身につけている人も 珍しくなくなりました。私が天然石、水晶に興味を持ったのは、当初は開運狙いだったことは確かです。若い頃は光り物、ビー玉、ガラス細工は好きでしたが宝石にも縁がない人間でした。住んでいた町で水晶はたやすく手に入るものではありませんでした。通信販売で3000円出して手にした水晶ポイントがとてつもなく小さくて驚いたこともありました。ある本を通して、知ったお店で取り扱っている水晶を購入したとき、水晶の結晶の美しさに惹かれました。天然石オタクの始まりです。15年くらいは、天然石の原石コレクターでした。ネットの普及で、さまざまな石を購入できるようになったので、イロイロ作っています。

 多くの方とご縁ができて、嬉しいことです。贈り物にも多く依頼されるようになりました。そこで、依頼してくださった方のほかに、贈られた方ともご縁ができたことになります。

贈られた品を紛失した、壊れた、等々、石と出会ったからはそういうアクシデントに見舞われることもありうるわけです。

贈り主の方は、上記の「紛失した」「壊れた」などの連絡を贈った相手から相談を受けると、私に連絡をしてくださいます。ありがとうございます。

ひとつ、わがままを言わせてください。

「壊れたようです。なおりますか」と言うメールを受けて「直ります。待っています」とすぐに返信しますが、いつまでたっても、当の品は送られてきません。

郵便事故にあったのかと、念のため、1ヵ月後にメールで依頼主に問い合わせると

「まだ送っていませんか?」という返事。

そうなんです。

依頼主の方が間に入ってしまうことで、連絡がうまくいっていないと思うこともしばしばです。

お直しの予定もあらかじめ作業の日程に入れておく関係から、ご連絡は、こちらに送付される数日前にお願いします。

 壊れた品を持つ友人に聞かずに私に直接

「もう届きましたか」と依頼主から連絡が来た場合もあります。

お友達同士で連絡しあったほうが、早くないですかね??

そんなワケで手間がかかってしまうので、最近は、

「ホームページをお知らせして、ご本人(贈られた方)から直すなりの連絡をくださるようにお伝えください」と言っています。

 きっかけを作っていただいた、依頼主から贈りたい相手に天然石が渡った瞬間から、贈られた方と私の間に縁ができていると思うからです。

依頼主の手を離れている感覚ですね。

昔、伝言ゲームのように、ブレスレットのサイズを伺って、作成したあと「サイズを聞き間違えていました」ということで作り直しということもありました。

こういうのはできれば避けたいのです。

 

 別れた恋人からの、あるいは仲違いして、疎遠になった友人からの贈り物の、天然石アイテム、どうされていますか。

相手に不満があっても、石には関係ないことですから、埋めたり、海に返したり、のほか

新しいアイテムしてしまうというのもいいかもしれません。

  「ゴムのお直しくらい、自分ですればいいのに、と知り合いから言われました。でも私は煉さんにお直ししてもらうことに意味があると思っています。」

というありがたいお言葉を依頼主様から頂戴したとき、ご縁をいただいて良かったと感謝しました。

ありがとうございます。

ブレスレット用のゴムについて

最近、新作もアップせずに、備忘録の再構築をしています。

本日は、お知らせです。

ドイツ製ブレスレットゴム

今までは、一般的な「水晶の森」というブレスレットのゴムを作成に使用していましたが、私の作ったものは

持ち主の運気の変わり目に切れる、というお話を多々、頂戴していました。

そこで、思い切って、2月からは「ポリウレタン100%、透明(ドイツ製)アンタロンゴム」を使用することにしました!

0.5ミリのゴムを二重にして使用します。

写真は卸さんから使用許可をいただいて、載せています。

このお品、韓国製のものもあるらしいのですが、ドイツ製のほうが切れにくいという評判でお値段も今まで使用している品よりも少々お高め。

私が購入したのは業者用ですが、多めにつかっても単純計算してみても、これを使い切るまで、ブレスレットを作成しているかは、大いに疑問です。

ゴムは、使用しているうちに、次第に伸びてしまうもの。

緩くなってきたかも…と思われた方、これを機会に、ゴムを交換してみませんか。

ゴム交換のみ、1点600円から承ります。

複数ご依頼の場合は、送料をサービスさせていただきます。

また、ストラップをワイヤーでブレスレット仕様に変更するのも可能です。留め金具はニューホックです。

こちらは1点1000円から、承ります。

2月29日まで、ゴム交換をご依頼された場合は送料込で500円です。

新しい試み

以前、ブレスレットを依頼してくださった方が、「ブレスレットを失くしてしまったので、作って欲しい。できれば、手持ちの石を見せて、説明して欲しい」という申し出があり、少々戸惑いました。

私としては、依頼があって、卸さんに石を注文し、作成するのが主流だったので、在庫の石の数は多くない。できれば在庫は抱えたくない。そうは思っていても我が家には現金より、石が多い状態です。

この数ヶ月、一度に二点、三点とまとめて依頼してくださる方が続いたので、チリも積もれば…在庫が少々貯まっていたので、いつもは手相を拝見している某喫茶店で、お茶を飲みながら、説明をさせていただくことにしました。

石いろいろ

宝石商のように、ケースに収まる大きさの石だけを見本として持参した。現在の在庫量のおよそ半分ほど…。

天然石ビーズ

宝石を収納ケースは、友人のご主人の亡きお父様の形見です。

お父様は、石屋さんを自営されていたとか。不思議なご縁です。

持ち運びに便利ですし、絹張りの部分では、石の色がはっきりと映えて、他の石との組み合わせも確認できます。

天然石を収納している小さなケースは、グラスマーブルというお店の専売品です。

重ねて収納できて、見た目も美しいですが、なによりも機能的です。

このようなプロの使う品を、手に依頼主に石を説明する日がくるとは…。

最近の依頼は質の良い石を使うのに重点をおいており、ご予算との兼ね合いから6ミリサイズの石を使うことが多かったので、見本として持参できる石も、多数ありました。

石を前にすると、手相見歴より、石オタク歴の長い私は、説明にも熱が入ります。

依頼主は、当初「予算は三千円程度で」とおっしゃっていたのですが、直接石を見て、説明を聞いているうちに色んな石に興味を持たれたようで、ブレスレット3点と、ストラップを1点依頼してくださいました。

 依頼主は笑って、私におっしゃいました。

「煉さんは、手相を見れるらしいけど、私は今のところ、見てもらうような悩みなんてないのよ」。

 手相見に縁の無い、悩みが無いのが一番です。

でもプラスアルファなにか良い運気が欲しいと思ったときは、石に封じられたパワーというか、悠久の時間に想いを馳せてみることをオススメします。

初めての、天然石持参の営業というか、天然石講座? となりました。

機会があれば、また試みてみたいと思います。

高いのにはワケがあって

 

いつもお世話になっています。

最近、おかげさまで、たくさんのお問い合わせをいただいてます。

その中で、希望の石が数多い依頼主さんがいらして、色々と石を探し回って、見積もりを差し上げました。「高いです。×××円だと思っていたのに」と見積もりの半額を提示されたので

ご希望の石は単価がお高いのです、とお返事して、お断りしました。

 その方はブレスレットを紛失されたばかりなので、また失う不安があったのだと思われます。

 

金運を希望されると金運を司る石は、だいたいお高いです。

アメトリンとか翡翠とか、シトリン、シャンパンクォーツ、ルチルクォーツ…などは激安を探すのがちょっと難しいかも。

シトリンのお安いのは、熱処理されている場合もあります。

ルチルクォーツは、針の太さ、水晶部分の透明度で価格が決まります。

 

ピンキリあるのでグレードの低い品を選べば、予算のご希望に添えるかもしれませんが…。

 その石を身につけていればいいんでしょ…なんて思っていましたよ、私も、昔は。

作り始めの頃の数点は、右も左もよくわからなくて、依頼されたものは、石代のみで作っていました。

 

先様も、石の値段をご存じないのだからと思いますが、希望の値段もすごく低かったです。

私も当時は、作るのが楽しいし…なんて、よく考えていませんでした。

 未熟者だったと思います。

先様は、良かれと思って私に依頼を多くしてくださいますが、私は石代金のみで、時間だけが費やされていく…そんな悪循環でした。

でもそういう段階を経て、今の自分があると思っています。

あれから数年

たくさんのブレスレットを作成して、多くの方のお話をうかがううちに気がついたのです。

 値段が高ければいいってモノでもありませんよ(ここ、力説)。

 

でも、道端の石に願いをかけても、叶える力が弱いように(全く無いとは言えない)

良い石は、見て楽しみ、触れて楽しみ富氣を宿すので、最低のグレードよりは少し良い石を使いたいです。

 予算内に納めるには、丸玉をサイズを小さくする、丸玉ではなくてフラットタンブルなどの形を使う等色々と工夫してきましたが、探し回り、考える時間はプライスレスです。

商売と割り切るならば、問屋から大量に仕入れれば良いのですが

個人の趣味の範囲で手間賃プラスで作っているので、仕入れも非効率で割高になります。

 それでも、少しずつ、石の在庫が増えているので、一度、どこかですっきりしたい…。

 

相手の希望は増えていくのに合わせ、忙しさも加わるので、手間賃をいただくようになりました。

 

私に依頼されると言うことは

自分と石との出会いに運命を感じる方に良いのでしょうが、

 予算第一の場合は、「お任せ」してくださるのが一番ですが

納得いくまでご相談は承ります。

 

 

箱、買いました

ブレスを作り始めた頃は、普通の袋。それから自分で包装紙を買って、小袋を作ってた。

少し後からラッピング用の袋を買って、包装していた。

贈り物を依頼されるようになったので、リボンも買ったりした。

昨年から、ブレスレットにはオーガンジーバックという、おしゃれな巾着袋に入れたりした。

先日、ネットを見て歩いて、ブレスレット用の小箱を発見。

値段も格安だったので、1セット購入。1セット24箱入りで、色は6種類。写真はピンクにブルー。

そのほかにイエロー系もある。蓋を開けると、布張りになっていて、ブレスレットが動かないような仕様になっているので、お値段以上のおトクな感じがする。ブレスレットの保管にも便利。

以前、働いていたお店では、発送用の箱はすぐ捨てるものだから…と古箱を使っていたけど商いであるから、お金を出して、届くものが綺麗なモノに入っているのは、気分が良い。

その綺麗な箱がまた別の品を保管するために使用されるというところが富氣を呼ぶのだと思う。

目先のお金を惜しまない。豊かさを得るために、ちょっとした豊かさで心満たすということで、問題は、問題は、この箱を使い切ることができるほど、依頼があるかということだ。

あと、今は流通機能が滞っているので、すぐには対応できないのだが、浄化用の水晶のさざれ石をオプションで付ける事も考えている。

4月は、アゼツライトでブレスを作る予定です。アゼツライトを身につけてみたいと思われた方は4月15日までに、ご一報ください。