アメトリンのネックレス

以前、作成したブレスレットを、チェインメイルでつなげて、ネックレスに仕上げました。

アメトリンは、産出される鉱山が限られている石です。黄水晶(シトリン)と紫水晶(アメシスト)がひとつの結晶に存在しているため、市場に出回りはじめた頃は、人工石?という噂が流れました。

アメトリンは、二つの石の力が宿る天然石です。

カット水晶6ミリも使用しました。

チェインメイルは、丸カンをつなげた技法で、日本では「鎖帷子(くさりかたびら)」とも言われます。

丸カンも自作しました。丸カンは、アーティスティックワイヤーをアルミ棒に巻きつけて、ニッパで切り離す、という作業をします。

 

 

試行錯誤の果てに

今年は、大玉がマイブーム。
加えて宝石質の天然石もマイブーム。
天然石のパワーにあやかるなら、良い品質の、できれば大きくて美しい品にパワーが宿ると思い知ったからである。
アクセサリー用のワイヤーでは大玉を使用すると、すぐ切れてしまう。「切れにくいワイヤー」だの、「釣り糸」だの。
良いと聴いたものは全て試してみた。
試行錯誤、五里霧中。
そして
大玉にはブレスレット同様、ゴムがベスト。ゴムもドイツ製の切れにくいゴムを二重、3重で使用。
それに、宝石質の石を加えるときは、上部写真の左のように、ヘマタイトやシルバーのドラム型ビーズで補強して、丸カンを嵌めてアーティスティックワイヤーで加えてみた。
魔方陣のようで、パワフル。強度も良い。
なによりもゴムの伸縮が、多少の粗雑な扱いでも平気らしい。
大きな珠で穴が大きい石にはゴム!これが、旅路の果てに得た答えである。
 
ワイヤーが切れてしまって、そのままになっているストラップやキーホルダーがありましたら、ぜひとも修復をご相談くださいませ。
アーティスティックワイヤー、丸カン、ゴムを駆使して、もう一度、お傍におけますように。