アツイ

連日、暑い日が続いています。

勤め場所が、エアコン完備になり、出勤時はバスで通っています。それでなんとか体力を温存しています。

でもいつでも体温が熱く感じるので、熱中症の一歩手前かもしれません。

アツイと言えば、このところは、天然石関連のお直しが「アツイ」…忙しいです。

今年の後半は、自分の今までしてきた「結果」が現れやすいという話でした。

どんな形で現われるのかと思っていたら数年前に手相を拝見した方からの依頼が続きました。

紹介制で見ているので、あまり相性のよろしくない依頼主に当たったことがなく、また依頼主が開運していることが私の小さな自慢です。

今までで、一番手相見として、敗北感に凹んだひとつの事例があります。

 

2010年3月16日付

◆空白をどう読むか

このときの依頼主、Tさんとしておきますか。

今までで一番長い時間拝見し、あらゆることで印象深い依頼主でした。

Tさんからは

「もっと的確に言ってくれるかと思った」

「こんなことなら市外の占い師の所へ行けば良かった」

面と向かって色々言われました。

 

自分の未熟、力量不足を痛感しながらも

ああ、相性が合わないってこういうことなのね…。

手相見としての洗礼を受けた気分でした。

私にも良い勉強になりました。

そのTさんを紹介してくださったR子さんから、連絡があり、

「もう一度、Tさんが見てほしい、と言っています」とのこと。

ありがたいと思う一方で

なんだか、複雑な気持ちです。

 

ご本人から依頼されれば拝見します。とお返事しました。

手相見はそれでお代を頂いているのです。

占いには相性があるので、今度もまた御満足いただけないと、お代がもったいないと思うのです。

Tさんが求めるものが、何年何月に運命的な出会いをして、云々。。。。。というものなら

非力な私にはご期待に添えないのも事実ですから。

 

今はまだ、Tさんから、再見の依頼はありません。

再見することになっても、ならなくても、それは天のはからいに他なりません。

 

今日も暑いし、明日も暑い。

今日も保冷枕で寝ることにします。

 

耳をすませて

このブログで、書いた記事で、アクセス数が多いのは「仕事運」です。

常々、「お給料は我慢料」だと思えば、腑に落ちると書いてきました。

今まで、私は多くのバイトを経験してきました。

たくさんの人とお仕事をする機会に恵まれ、勉強になったと思います。

手相見の私の経験値アップに繋がる方々と出会えたからです。

 

 

その多くの出会いの中で、発見というか、印象深いAさんのお話をします。

Aさんは、某学校の校長先生の奥様で、ご自身も学校の教員免許を持っていらっしゃる。

ご自身が働かずとも、専業主婦として、のんびり暮らすことのできる人です。

ですが、私と同じバイト先で出会ったとき、Aさんは50歳半ばでした。

初めての仕事ですから覚えるまでが大変で、ミスもします。

ご自分のお子さんの年齢のような上司に、ナンダカンダと注意されます。

Aさんと仕事をしていて思い出深いのは、どんなにミスをしようと、どんなに厳しく注意されようと、Aさんはにこにこしているのです。

図太い。一見そう思いましたが、

Aさんは「これぞ、お仕事って感じよね。楽しいわ」と話してくれました。

「楽しい」。

他のバイトの私たちは、時間給でこき使われ(ていると思っている)仕事がなければ、早く帰されるし、ほかの売り場に手伝いにも行かされる。正直、売り上げをアップしても、時給が上がるわけでもない。

別のバイトは「同じ時給なら、暇のほうがいいでしょ」と話していました。

想像するに

Aさんは、生活のために働いているのではないので、心に余裕があるのです。

上司に叱られても「叱られてしまったわ」とニコニコしている。

社会にかかわっている自分、働ける自分が楽しいのです。

Aさんは、勉強熱心な方でした。パソコンなども積極的に学ぶ姿勢がありました。

働いていたお店も、品揃えから「遊園地みたいね」と嬉しそうでした。

…これは最強です。

さすがというか、立ち位置を上においているので最強なのです!

仕事なんだから、厳しくてあたりまえ。でも働けるのは楽しい。

Aさんの姿からはそういうプラスのエネルギーを感じました。

厳しく注意されて

「なによ!若造のクセに!」

「私はこんなところで働かなくてもイイのよ!」

などと、思ってしまうのはマイナスエネルギー。

 

仕事だからつらい、仕事だから報われなくて不満だ…と思っている人と

仕事だから、少々厳しくても いいかぁ。こんな叱られ方しちゃった♥

と思うかで、エネルギーが違ってくるんですよ!!

 

てなことを頭においた上で、それでも

つらいことや不満が溜まってきて、どうにも頭から離れなくなったら

それは、自分で転機を決める時期だと思います。

つらくて苦しくて、ここぞ!という転機の時、天はあらゆる人や出来事を配して

その人に「次」を促すからです。

 

私の場合、数回、そういうのを経験しています。

工場で働いていたときは、他の人と確認して数をかぞえていた微細部品が、作業中に、ありえない回数手許から消えたりしたことがあります。

なにをやってもうまく行かない。

沈んだ気分が浮上しない ことや

ここぞというとき、病気になる。

最悪に思えることも、後から考えると、そうだったのか!と思えるはずです。

どんな大変な時期でも

「すべては予定どおり」。

自分の内面の声を、耳をすませて聴いてみてください。

写真はハート型のローズクォーツに、ロードライトガーネットをワイヤーで飾りました。

◆◆◆

手相見のご依頼をいただいた方、3ヶ月をめどに携帯電話のアドレス、メールは消去しています。

改めて、メールをくださるときは、必ずお名前を併記してくださるようにお願いします。

さよならの夏

現在、公開中のスタジオジブリ最新作「コクリコ坂から」の主題歌で、耳にすることが多いでしょうか。↑当時はこの歌を歌っているのは手嶌さんではなくて、森山良子さん。35年前の夏のドラマの主題歌です。

名優、故、細川俊之さんと女優、岩下志麻さんが主演だったと思います。

ドラマの内容は覚えていないのに、主題歌はその旋律の美しさ、歌詞の美しさが ずっと記憶の片隅に残っていました。

歌を聴くと、その歌を初めて聴いた頃のことを思い出します。想いは時空を越えます。

歌から、情景が浮かび上がってきます。

35年目にして、初めて ジブリの映画の主題歌として、タイトルを知りました。

それを、ネットで知ることができるなんて、良い時代です。

手相見+(プラス)

手相見とブレスレット作成を同時にした記念日です。

手相見の前に、作成を依頼されていたので、手相見当日に納品となったのです。

サイズが、大きかったので、石を減らして目の前で組みなおしました。

ブレスレットを作るときは、石の配列はあらかじめ決めていますが、ゴムを結ぶときにほどけたり切れたりする場合もあるので、緊張しました。

今回は、そんなこともなく依頼主さまにはとても気に入っていただけました。良かったです。

直感で決めている石の配列でも、作る場合は、サイズ調整の為に足す石と減らす石を

だいたい決めています。

いざ、組直しをすると、予定通りではない仕上がりになっていることも少なからずあります。

そこがブレスレット作成時の不思議で、面白いところです。

用意した石とは別の石の組み合わせになったりして、そうしてだんだん、わたしの元には石が増えていくわけです。

手相見のテーマも、続くときは続きます。

先日、手相見や天然石でお世話になった依頼主と、お会いする機会がありまして、

どうやらものごとが良い方向に進んでいるという嬉しい報告がありました。

わたしの力ではなくて、そういう方向に持っていこう!と決めた依頼主の努力が報われたのだと思います。

わたしはそのキッカケを提示したにすぎません。

わたしの運があがるためには、かかわった人たちの運があがることが一番の開運方法だといわれたことがあります。

依頼主の幸せが、わたしの開運に直結しているわけですね。

写真はクンツァイトに浮かぶ虹です。

石に映る虹は、開運の兆し、吉祥です。

注意深く見ると、虹の浮かぶ石に出会えます。

ものごとはそんなものかもしれません。

先日事務仕事で、某ソフトの使い方がわかりません、困っているんです、という職場の人に、関連サイトを紹介しました。

無料なのがもったいないくらい、きちんとソフトの使い方を解説しているサイトです。

下手な教室に通うよりも、学べると私は実感しています。その気があれば。

わたしは、情報の在り処を示しただけです。活かすか活かさないかは、当人の意思です。

教えてくれ、と言われれば、教えないこともありません。

教えます、と言い切れないのは、相手の姿勢による…ので。

でも、黙っていても、教えてくれるだろうという姿勢では身につかないのは確か。

困ったら「困ってます、教えてください」と求めなければ、

自分で身につけたい!と切望しなければ身につかないのは経験上知っています。

掴む気がなければ、つかめない、それは「運」と同じです。

「運」は文字通り、運ばれるもの。

 

運が良いときは、自分が運が良いと気がつかないことが多いのではないでしょうか。

欲しいものは、欲しいという。周りに示す。

これからは、その欲しいものを見つけ、いかに自分のモノとするのが、手相見のテーマになりそうです。

 

 

 



 

試される時期

長いこと、更新しなくて、お立ち寄りくださっていたかたたちに申し訳ありません。

昨年、わたしの金運は底だと霊感リーディングされて、油断したのでしょうか。

いえいえ、底を打った?と思っていたのですが、どうやら運気的には試されていると感じています。

こたろう

わたしが8年前に口腔外科で手術した部分を再度治療を開始しました。

と書くと大げさですが、歯の治療が始まったのです。

8年前に手術したときも、ダメなら抜歯する、と言われていたのですが、手術で歯根を切除して、8年はもったほうだと思います。

 

我が家の猫
、愛猫 こたろう オス 13歳が、左前足に腫瘍ができ、闘病生活に入りました。

すでにリンパに転移していますので、これからは対症療法で、一日一日を大切に過ごしていくと決めました。

この夏で満13歳のこたろうは、人間だと70歳弱でしょうか。

 毎日、自宅で、包帯を交換し、
週に一度近所の動物病院で受診して、一日2回、薬を飲んでいます。

 
我が家の経済状態を考えると、頭の痛いことが続いているのは…。

手相見も、天然石その他も、続いているので、これはもしかして、運気の変わり目?と思って自分の手相を眺めたりしています。

開運を謳っている、このブログで管理人が不幸只中突入?

それではシャレになりません。

 

いえいえ、これは次への段階への合図に思えます。

調子の良いときに、運が良いのは当たり前。

 わたしは今、試されているのです。

ここでただ悲嘆にくれるだけの人間か。

それでも、人様に対して開運探検者でいられるかどうか。

 自分のことを、ツイテイナイとか、ダメだと思ったら、そこまでです。

もしかしたら、もう少し手を延ばせば(努力すれば)なにかが掴めるかも知れない。

 人間にどんなときにも必要なのは、「希望」ではないでしょうか。

手相見として、多くの人にかかわった経験から、そう確信します。

7月に入って、おかげさまで、絶賛?(個人的に)、手相見度アップ中です。

この夏を越えたら、なにかが違っているかもしれない。

そんな気がします。

 

新しい試み

以前、ブレスレットを依頼してくださった方が、「ブレスレットを失くしてしまったので、作って欲しい。できれば、手持ちの石を見せて、説明して欲しい」という申し出があり、少々戸惑いました。

私としては、依頼があって、卸さんに石を注文し、作成するのが主流だったので、在庫の石の数は多くない。できれば在庫は抱えたくない。そうは思っていても我が家には現金より、石が多い状態です。

この数ヶ月、一度に二点、三点とまとめて依頼してくださる方が続いたので、チリも積もれば…在庫が少々貯まっていたので、いつもは手相を拝見している某喫茶店で、お茶を飲みながら、説明をさせていただくことにしました。

石いろいろ

宝石商のように、ケースに収まる大きさの石だけを見本として持参した。現在の在庫量のおよそ半分ほど…。

天然石ビーズ

宝石を収納ケースは、友人のご主人の亡きお父様の形見です。

お父様は、石屋さんを自営されていたとか。不思議なご縁です。

持ち運びに便利ですし、絹張りの部分では、石の色がはっきりと映えて、他の石との組み合わせも確認できます。

天然石を収納している小さなケースは、グラスマーブルというお店の専売品です。

重ねて収納できて、見た目も美しいですが、なによりも機能的です。

このようなプロの使う品を、手に依頼主に石を説明する日がくるとは…。

最近の依頼は質の良い石を使うのに重点をおいており、ご予算との兼ね合いから6ミリサイズの石を使うことが多かったので、見本として持参できる石も、多数ありました。

石を前にすると、手相見歴より、石オタク歴の長い私は、説明にも熱が入ります。

依頼主は、当初「予算は三千円程度で」とおっしゃっていたのですが、直接石を見て、説明を聞いているうちに色んな石に興味を持たれたようで、ブレスレット3点と、ストラップを1点依頼してくださいました。

 依頼主は笑って、私におっしゃいました。

「煉さんは、手相を見れるらしいけど、私は今のところ、見てもらうような悩みなんてないのよ」。

 手相見に縁の無い、悩みが無いのが一番です。

でもプラスアルファなにか良い運気が欲しいと思ったときは、石に封じられたパワーというか、悠久の時間に想いを馳せてみることをオススメします。

初めての、天然石持参の営業というか、天然石講座? となりました。

機会があれば、また試みてみたいと思います。

タイトルに偽りアリ

今月は、手相見としてよりは、天然石関連の依頼が多く、すでにこのブログのタイトルは「偽りアリ」です。閲覧者数も、ずっと天然石のブログが多かったです。

この時期はなにかと雑用も多いので、拝見数も控えました。

手相見の時は緊張するので、少し安堵している自分があります。

手相を見るということは、他人の人生を垣間見ることです。

たくさんの悩み、苦しみが透かして見える。

その中には身内にも言えないことが、あります。

手相を見ているわずかの時間に、その悩みや苦しみを共有するのです。

 

私は手相見の相談内容は、意識的にすぐに忘れてしまうので

2度目に拝見するときも、まっさらな状態で読むことになります。

考え方を変えた人には、全く違う線が延びていることも多いのです。

手相は未来予知というより、自分の進む道への羅針盤かもしれません。

先日いただいたメールは

数年前に拝見した方からで

「色んな悩みの只中に居るときは、考えもしなかった安定や幸せを得ています」

記されていました。

嵐の中に居ると、不安です。

でも不安の先に、希望の光が見えたら、もう少しは踏ん張って、頑張れる。

手相を見るということは、そんなことなのかも。

そんなわけで、最近は自分の手相を眺めています。

 

 

 

高いのにはワケがあって

 

いつもお世話になっています。

最近、おかげさまで、たくさんのお問い合わせをいただいてます。

その中で、希望の石が数多い依頼主さんがいらして、色々と石を探し回って、見積もりを差し上げました。「高いです。×××円だと思っていたのに」と見積もりの半額を提示されたので

ご希望の石は単価がお高いのです、とお返事して、お断りしました。

 その方はブレスレットを紛失されたばかりなので、また失う不安があったのだと思われます。

 

金運を希望されると金運を司る石は、だいたいお高いです。

アメトリンとか翡翠とか、シトリン、シャンパンクォーツ、ルチルクォーツ…などは激安を探すのがちょっと難しいかも。

シトリンのお安いのは、熱処理されている場合もあります。

ルチルクォーツは、針の太さ、水晶部分の透明度で価格が決まります。

 

ピンキリあるのでグレードの低い品を選べば、予算のご希望に添えるかもしれませんが…。

 その石を身につけていればいいんでしょ…なんて思っていましたよ、私も、昔は。

作り始めの頃の数点は、右も左もよくわからなくて、依頼されたものは、石代のみで作っていました。

 

先様も、石の値段をご存じないのだからと思いますが、希望の値段もすごく低かったです。

私も当時は、作るのが楽しいし…なんて、よく考えていませんでした。

 未熟者だったと思います。

先様は、良かれと思って私に依頼を多くしてくださいますが、私は石代金のみで、時間だけが費やされていく…そんな悪循環でした。

でもそういう段階を経て、今の自分があると思っています。

あれから数年

たくさんのブレスレットを作成して、多くの方のお話をうかがううちに気がついたのです。

 値段が高ければいいってモノでもありませんよ(ここ、力説)。

 

でも、道端の石に願いをかけても、叶える力が弱いように(全く無いとは言えない)

良い石は、見て楽しみ、触れて楽しみ富氣を宿すので、最低のグレードよりは少し良い石を使いたいです。

 予算内に納めるには、丸玉をサイズを小さくする、丸玉ではなくてフラットタンブルなどの形を使う等色々と工夫してきましたが、探し回り、考える時間はプライスレスです。

商売と割り切るならば、問屋から大量に仕入れれば良いのですが

個人の趣味の範囲で手間賃プラスで作っているので、仕入れも非効率で割高になります。

 それでも、少しずつ、石の在庫が増えているので、一度、どこかですっきりしたい…。

 

相手の希望は増えていくのに合わせ、忙しさも加わるので、手間賃をいただくようになりました。

 

私に依頼されると言うことは

自分と石との出会いに運命を感じる方に良いのでしょうが、

 予算第一の場合は、「お任せ」してくださるのが一番ですが

納得いくまでご相談は承ります。

 

 

お告げは突然、目の前に

長いこと人間をやっていると、運命の迷路にはまりこむこともある。その迷いから抜け出すお手伝いを手相見でしている自分なのであるが、最近周辺を観察していると「お告げ」は周辺の人の口を借りて目の前にくるものだと確信した。

仰々しい光に満ちて、荘厳な雰囲気の中に、燦然と光り輝いて神から授けられるのではない。

本当に、人の口を借りて、あるいは本のページの見出し、眼に入った情報などあらゆるものを通じて「告げられる」のだ。

それは、本当にあっけない。

 

注意深くしていないと、見落としてしまう、聞き逃してしまうものだから。

 

今回は、仕事の愚痴を友人にこぼしたところ、明快に答えが告げられた。

私もうすうすわかっていたことだけど、やはりね。

頑張って上が望めるならいいけど、自分に無理をしてまで続けなくていいんだ。

今までは、自分が勉強になるから…なんてことで引き受けていたけど。

 

その仕事を、もうしない、と言い切ってしまってかまわない。

そう私は内在する気持ちに気がついたのだ。

価値がわからない相手に一生懸命な仕事を提供するのは、ご遠慮しよう。

いい加減な仕事をすると言うのではなくて、無理はしないということを。

 

だって、それは、誰もに要求されるものではなくて、できなくても許される内容だから。

力を入れる部分を選択するという時期に来ているのかもと納得した次第である。

すでに運の転機に入っているというのはこういうことか。

新しい仕事の波に乗っている友人たちを見て、私もきちんと選択する時期に来ているかもしれないと

悟った。

これが、先日夢で見た「靴を忘れた自分」のお告げでもあった。

真夜中に鳴る人生相談のメールも

追加で求められる手相見の追加フォローも

すべてが次の段階へと道筋を示していたのだ。

 



ターコイズのネックレス

ターコイズネックレス

ペンダントトップは作ったことがあるけれど、ネックレスと言うのは初めて作りました。一見簡単なようですが、初めてなので手こずりました。

ターコイズというのは、とてもお値段が高いのです。

価格的にお安いのは混じり物(インクルージョン)が多くて、その風合いが好きと言われる方も多くいらっしゃいます。

また、混じりけがなくて、ブルー一色でインクルージョンがないもので有名なところでスリーピングビューティーというターコイズは、本当に高価で、3粒で数千円という、天然石ビーズと言うには高級品です。

宝飾品ですね。

ブレスレットと違い、ネックレスは40センチ以上の長さを必要とします。

アーティスティックワイヤーでつないで、数個、間にパールや水晶で飾り付ければ、それだけでも原材料のみ10,000円は越えます。

依頼主様が、

ターコイズのみ、ワイヤーではないものという希望だったので

今回は作成そのものよりも、原材料をそろえるのに、労力を使ったと思います。

ターコイズ ネックレス

ターコイズはチベット産。

丸玉ではなくて、ロンデル(楕円)でカット処理されています。

ネックレスを繋ぐ素材は、シルクコードを希望されたのですが、石の穴が小さくて、ビーズ針が使えずに、先日ご紹介した「切れにくいワイヤー」を使用しました。

そのため、とめ具の部分には4ミリの水晶玉を使用しました。

全長、56センチ。

金のチェーン部分は10K。ジョイント部分のU字金具、アジャスター部分と、カニカン部分は14KGFを使用しています。

アイオライト
アイオライト

アジャスターの先端には、アイオライトのマロンカットをつけてみました。

KGFとはゴールドフィルドといい、芯に真鍮素材にして14Kをコーティングした合金です。

メッキよりも金の部分が厚く、めったなことでは剥がれません。ゴールドの色はそのままにお値段がお手ごろ価格なので、ヨーロッパでは広く宝飾品に用いられています。

アジャスター部分は5センチ。最長61センチです。

アイオライトは日光の当たり方で色が3色に変わるといわれています。

和名 (菫青石) 川の底から見つかることが多く、サファイアに似ているところから、ウォーターサファイアの別名もあります。

バイキングが羅針盤の代わりにしたと言う伝説もあります。

アイオライトのヒーリングパワーは体内の老廃物を代謝し内側から美しくするそうです。

ターコイズは、歴史の古い貴石の一つで、旧約聖書にも記されています。

身につけると持ち主に危険が迫ると、色を変えて知らせると言う伝説があります。

旅行のときのお守りとしても用いられてきました。

ターコイズは水や汗に弱いので、浄化やお手入れにはお香や日光を用いてください。

このネックレスは 制作費込みで、今まで私が扱った品の中では最高額となりました。

部材を仕入れるときに、色々とあって、14KGFのチェーンやホック、マンテルなど数種も合わせて注文しました。

正直、在庫があるので、もしペンダントなど、希望される方はご相談いただけると、助かります。