
すでにご存じだろうとは思うのですが、手相見歴と同じくらい天然石オタク歴があります。
商いならば、損益をシビアに考えるところですが、この天然石好きが高じて、石ひとつ選ぶのにも時間も手間もかけてしまいます。
その理由の一つが、天然石の卸問屋さんによって、石の在庫の得意、不得意があるからです。
ひとつのブレスレットを作成するときに、どうしてもこの石が欲しいけど、この卸さんには取り扱いがない、という場面に遭遇します。
「商い」という面から見るに、予算や手間を考え、限られた範囲内でうまくまとめたほうが良いのかもしれません。
しかしながら、天然石のパワーを信じている私には抗えないこともあります。
今回も、2つ~3つの卸さんをまわり、エネルギーに合った希望の石を、探し取り寄せているうちに、時間が過ぎていました。
さてさて、写真の中で一番、高価な天然石はどれだと思いますか。
上部分のアメトリンのマロンカットの輪の中にある袋入りの石。
写真では、色が今一つではっきり「映えて」いませんが、この8ミリの石は
「モルダバイト」です。
モルダウ川のほとり、隕石が衝突したエネルギーで生まれた「モルダウ石」。
厳密にいうと天然石ではなくて、天然ガラスです。
モルダバイトのエネルギーは、地球と宇宙の衝突、事象によって生まれます。
希少石と呼ばれる所以です。
そのエネルギーは時に「モルダバイトフラッシュ」というものを招き、持つ人のエネルギーや運勢までに影響をもたらすとか。
天然石オタクのワタクシも、自分自身で持っているのは、似たような由来を持つ「リビアングラス」。
モルダバイトはさざれ石だけ、持っています。(汗)
ブレスレットをまるっとモルダバイトにすると十数万円、珠の大きさにもよりますが、数十万円するものもあるらしいです。
昨日、届いたこの石たちに、あと、タイチンゴールドルチルとグリーンルチルが加わえて、ブレスレットを作成します。
それから、石たちの宴も盛り上がることでしょう。
アメトリンの下には虹入り水晶。左下には、ブラジル産アクチノライトインクォーツ(青針入り水晶)
宝石質のボタンカット水晶です。