
この連休は珍しく、暇というか予定も立てていなかったので
ストラップを作成したり、
古本屋や書店を巡ったりして、密度の濃い連休だったと思う。
そのうち、昔読んだ書籍を見つけて、当時を思い出した。
昔、パソコンでメール、なんて夢にも思わなかった学生時代
メールは本当に文通だった頃、
疎遠になった友に、手紙を書いた。
文面の終わりに、
「LAST LETTERです。返事はいりません」 とつづったが
友は返事をくれた。
「LASTには続くって意味もある」
文面にはそう書かれていた。
私は「え~!!」と辞書を引いた。
…LASTには続くという意味があった。
友のほうが学力があったので、当然な返信だったと言える。
それからも、頻度は落ちたが文通は続いたと記憶している。
終わりは始まりで
始まりは終わりである。
そして、切れたようで、絆や縁は続いているのだ。
今はつらいことや悪いことがあっても、それは幸せや良い事へ
続いている。
あのときの切ない思い、辛いこと、納得のいかないことが
あったから、あがいて、もがいて
今の自分の立ち位置があるのだ。
だから、後悔はしてもいい。
それを糧として、前に進む気力を失わない。